RicoRicaオープンへの道

最初のチラシ
RicoRicaオープンへの道 · 08日 12月 2023
手帳を見ると、8月には最初のチラシを作り始めていました。まだ、サロンの場所が決まってもいない時期に、おおむね構成を仕上げてあとは住所と地図だけを入れ込む形にしようと考えていたようです。普通の友人は「まだ、何も決まっていないのに大丈夫?」と言ったかも?でも、チラシ作成のお手伝いを依頼した友人は、忙しい中でも「面白そう!」と根気よく付き合ってくれました。写真が最初のチラシです。この時に、用紙の厚さや、光沢などの選び方、文字の変え方色の選び方などなど…それはそれは丁寧に、このど素人に教え込んでくれたお陰で、その後のチラシやポスターは何とか一人で作成出来るまでになりました。感謝しかありません。何度も同じことを聞いて、何度も分からなくなって、そのたび呼び出されるんだもの。たまったものじゃなかったと思いますよ。オープンから2か月が過ぎましたが、今でも時々このチラシをお持ち下さる方がいて、表記の通り30分2,200円で施術致します。2か月も前のチラシを持って、いつ行こうかと思って下さっていたかと思うと、涙が出そうなくらい嬉しいのです。チラシは100枚配って1人のお客様だそうです。

名前はRicoRica
RicoRicaオープンへの道 · 01日 12月 2023
「会社名は決まっているんですか?」と聞かれ、「RicoRicaです」と即答しました。「どういう意味です?」小池も可奈も入っていないRicoRica。そして、大事な会社名なのに、この名前一択でした。RicoRicaは、スペイン語で「おいしい」という意味でよく使われるそうですが、私が教えてもらったのは「豊か」「気持ちいい」などという意味です。気持ちよく、心も体も伸びやかに豊かさを味わって頂きたいと、頭の片隅で以前から思っていたようです。私はずっと「可奈」とか「可奈ちゃん」「可奈さん」と呼ばれてきましたが、最近出会う方々からは「小池さん」と呼ばれます。その呼ばれ方になじめない日々が続いていました。ところがこの頃は「リコリカさん」と呼ばれることが増え、一瞬ポカンとしてしまうんですね。「小池さん」にも「リコリカさん」にも、その内馴染んでいくことでしょう。そして、ドライヘッドスパRicoRicaが、青梅の皆様の生活に溶け込んでいけるように、健康と笑顔のお手伝いに精を出していきます。熟慮していない割には、いい名前だと思っています。皆さんの会社の名前は、いくつ候補があったんでしょう?

プレオープンに向けての日々
RicoRicaオープンへの道 · 29日 11月 2023
プレオープンまでは、ほぼ毎日河辺駅(かべえき)北口の創業支援センターに通いました。どれだけダイソーやセリアにお世話になったことか。この部屋は、釘はもちろんの事、画鋲も使えません。剝がしやすい粘着フックやマグネットを駆使しています。「目を引くにはのぼりを用意するといいですよ」とアドバイス下さったのも支援センターの方。チラシの貼り方、表に出すボードの見せ方。これまで何にも考えずに街を歩いていたけれど、すべては経験と統計のうちに浮かび上がった効果的方法を、どの店舗も取り入れ工夫に工夫を重ねていたんですね。お話を伺うほどに、深いため息がこぼれます。考えなし、勘に頼って生きてきた私には、目からウロコの話ばかりです。ダメダメな私が一つ褒められたのは、「小池さんはね、こちらが何か言うとすぐ実行に移すんですよ。それは中々出来ないことです。そこは本当にすごいことです」考えなしと素直なことが長所と認められた瞬間\(^o^)/そして、私は今も言われたらやる!を続けています。気が付くと、「ソレもうやっています」が増えてきたことです。少しずつ、商売をする脳に育っているのでしょうか?

開業日を決める
RicoRicaオープンへの道 · 24日 11月 2023
我が家のインテリアの殆どが、吉祥寺で揃えたものでした。吉祥寺のあのお店かあのお店に行けば、何とかなる!と思って向かったのに、コロナ禍で2店舗とも姿を消していました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン。どうする⁈コイカナ!慣れ親しんだ街を徘徊すること6時間、やっと見つけたのが今、サロンに彩りをくれている布とカーペット。お部屋の雰囲気が変わってくると、必要なものが見えてきます。次に行ったのは、青梅近くの東京インテリア。そこで見つけた「ひも暖簾」がいい味を出してくれたのです。「このブースでスパって、本当?」そう訝しく思いながら見学にいらした方も、部屋の中を見ると、これなら受けていくわ!と、おっしゃって頂けて、ホッとしたものです。オープン日は暦を見てとにかくいい日にしようと、10月17日に決まりました。でも、せっかちな私は、10月1日からスタート出来るのに17日まで待つなんてもったいなくて、6日大安をプレオープンにしたんです。が、既に友人に頼んで、17日オープンのチラシを作成済み。リラクゼーションチェアーも届かず。思い付きで動くから、失敗ばかり。皆さまはしっかり地図を作って開業して下さいね。

何もない部屋に命を宿す
RicoRicaオープンへの道 · 22日 11月 2023
ガランとした部屋を見渡しても、何もイメージが湧かず、どうする家康!の如く、どうするコイカナ‼と立ち尽くし、まずは河辺駅(かべえき)北口にあるイオンに布を見に行きました。エネルギーに溢れるアフリカのようなイメージにしようかな、と、試しに買ったのが黄色い布。部屋に張るとどうにも癒しとは掛け離れているようで、次に選んだのが左右の落ち着いた茶系の布です。布を飾り始めた頃、創業支援センターの方に「RicoRicaさんのカラーは何ですか?」と聞かれました。私が「オレンジです」と迷いなく答えると、「じゃ、なぜオレンジにしないんですか!」と言われても、イオンにあるオレンジの布は、イメージするものではなかったから、ある中で選んだというのが実のところです。そして、気が付いたんです。オープンまで時間がないとはいえ、お客様をお迎えするのに、有り合わせなんてあり得ない!という基本的なことに。ただ、これまで買った物を何一つ無駄にせず、すべてを生かしながらもきちんと整えていく、と決めて、翌日、良く知る吉祥寺の街を6時間彷徨いました。

最初に買ったのは
RicoRicaオープンへの道 · 17日 11月 2023
おうめ創業支援センターのCルームは、家賃のみで敷金礼金はありません。ただ、部屋の仕切りの上の方は開いていて、相談に来る方々と相談員の会話がもろに聞こえます。リラクゼーションに誘うヒーリングミュージックもダメ。学んだスクールや・勉強の為に行ったどのサロンも、音と照明と香りで、一歩入った瞬間から癒しが始まっているというのに…。本当にここでいいのかしら?と、冷静になって、少し迷いました。そんな私の迷いも伝わったのか、創業センターの方が、部屋の中は好きに模様替えしていいんですよ。以前利用していた人は、電灯を布で覆っていた、とか、床にマットを敷き詰めていた、とか、アドバイスを下さいました。しかし、軍資金ゼロの私です。リラクゼーションベッドとチェアーだけでも、散財。そして、この部屋に注ぎ込んでも、移った先で使えないものは捨てることになるから、簡単にあれもこれもと揃えていくことは出来ません。最小限でも居心地がいい部屋を作る。が課題になりました。音楽を流せなくても、音楽を感じて頂けるように、最初に買ったのが写真のバイオリンアートです。

風が吹いた日
RicoRicaオープンへの道 · 11日 11月 2023
初めて相談に行った日の夜、持ち帰った宿題を見つめたまま、何も書き込めませんでした。5日ほど経ち、「じっとしていたら何も変わらない。私はドライヘッドスパサロンを開く。その意図は…」と、改めて考えました。もちろん動機は、犬連れで大分でも拠点を持ち、両親との時間を過ごすこと。でも、その他に何かあるんじゃないの?私がドライヘッドスパを始めることで、どんな社会貢献が出来るのかを考えるよう導く宿題です。用紙を見て考えていた時には、ちっとも進まなかったのに、ペンを持つとスラスラ動きます。私の中にすでに答えがあったことに気が付きました。まずは3枚の宿題を書き終えて、再び創業支援センターを訪れると、流れが変わっていました。二度目の担当者がとてもにこやかに、場所をお探しでしたら、ここで出来ますよ。と、今お借りしている、創業支援センターのCルームを勧めて下さったんです。前回もお話は出たんですが、既に開業済の私は対象外だったはず。ところが、全く違う業種で始めるのだから二次創業に当たりますよね!と、その方がセンター長に確認して下さったんです。えーー⁈まさかの風が吹いてきました。

創業支援センターへ行く
RicoRicaオープンへの道 · 09日 11月 2023
またまた東青梅のお寿司屋さん。寿司忠の大将が「小池さん、青梅市から補助金が出るって、事業始める人は皆利用してるから、商工会議所に行ってみたら?」と教えて下さったのです。それで調べたら、商工会議所の創業支援センターという拠点があり、無料で創業の相談に乗ってくれると知り、翌日、相談に行きました。そこでも補助金のお話が出て、助かる~と思ったのも、束の間。私は20代でフリーランスの活動を始め、既に開業している立場で、青梅の補助金は対象外でした。その上、そこで聞かされた話がショックでした。「エステやリラクゼーションは、1年で60%が廃業する業界ですよ。計画なしに開業はお勧めしませんね。サマリーシートを作ることをお勧めします。これを書くことで、開業自体をやめる方もいます。自分のやるべき仕事を見つけて始めた方がいいです」のようなお話。そうかもしれませんが…既に高額受講料を払い、スクールを卒業した私に、開業しないという道はないんですけど。サマリーシートなんて、私に書けるわけないでしょ?これまでもそう。初めての事は、みんな反対する。だから、私は相談せずに進んで来たのに。どんよりして帰路に着きました。

青梅で物件探し
RicoRicaオープンへの道 · 02日 11月 2023
青梅で物件探しするなら、やはり青梅駅近辺かな?って思うでしょ?今、青梅駅に降り立つと、広い空が見えます。駅前は再開発が始まったばかりらしく、駅前の両サイドのビルは取り壊されています。私が5月に青梅大祭というお祭りを見に行った時には、まだ両サイドに高いビルが建っていて、その中央を山車が賑やかなお囃子と共に何基も通っていました。変わろうとする青梅駅近辺には事業用に貸し出されている物件はなく、レトロな街並みを散策しながら、やっぱり青梅でドライヘッドスパは違和感あるのかな?なんて思ったりしました。数日後、東青梅駅徒歩3分に、SOHO可の物件があると聞いて、見せてもらいましたが、狭すぎて施術用の椅子を置いたら息が詰まりそうなスペースです。ただお家賃が魅力的。3万円なんです。吉祥寺も阿佐ヶ谷も16万円凸凹だったのに。ひょっとしたら、もう少し広い物件も5万円程で借りられるかも知れない。と、急に明るい心持になりました。それから、3軒ほどの青梅の不動産屋さんに条件をお伝えしましたが、店舗として貸すワンルームマンション自体がほぼないという現実。一軒家で5LDKは必要ないし…またもや振り出しです。

場所探し
RicoRicaオープンへの道 · 01日 11月 2023
ドライヘッドスパRicoRicaのサロン探しは、以前住んでいた吉祥寺方面で探し始めました。吉祥寺は競合店が多く、やはり、家賃が高いんです。事業用となると、敷金も増え、傷1つつけていなくても、出る時には全く返金されないらしいです。礼金も取る上に敷金戻さないなんておかしくないですか?と、不動産屋さんに言うと、まぁ事業用ですからね…と、返されます。阿佐ヶ谷にも、広さいいなぁと思う物件があったのですが、マンション自体の入口が汚すぎて、お客様をお迎えする前に、私が入りたくないと思いました。そして、私が住む街も探してはみたのですが、住宅街なので、事業用にという丁度いい広さや家賃の物件は皆無でした。場所探しで早くも立ち往生。これでは、私の野望が…東京と大分、半々で暮らしていく。あんなに素敵な夢が叶わないの?ポロリと、場所探しに難渋していることを、金曜日のアルバイト・東青梅のお寿司屋さんで口にしたら、女将さんがいとも簡単に「青梅でお店出せばいいじゃん」って言うんです。青梅で?青梅でドライヘッドスパ?思ってもいなかったので、まるで想像が出来ないまま、探してみましたら…(写真は私が仕込んだエビです)

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